キャスト

初主演ということで責任を感じております。マイペースで進んでいくつもりですので、みなさんどうか温かい目で見守ってください。

堀越という少年院施設長とら―麺屋の親父の双子の兄弟の役をやらせて頂く堀越です。昨年来のコロナ禍で今年７月に延期になり、結局終息を見ずの上演となってしまいましたが、万全の対策で無事千秋楽迎えたいと願っております。そして『コロナに打ち勝った証』としたいです。

子どもにとって、どんな愛情と教育、環境が必要なのか、みんな分かっているはずなのに、そう出来ない理由がある。その理由から向き合える社会になって欲しいと願う。【向き合う心】…私も、大切に大切に、生きてゆきたいと、改めて感じました…。

「社会で生きる」ということは容易いことではありません。人と人との関わりは時に苦しく、一筋縄にはいかないことばかりで、足を竦ませながら今日も必死で立っています。 この物語には様々な問題を抱えた少年たちが登場します。そして社会へ踏み出す彼らの足を信じ、痛みを伴いながらも、愛をもって支えようとしてくれる人たちがいます。 自分を信じてくれる人がいる。それがどれほど救いになり、力となることか。 愛に溢れた舞台をお届けできればと思います。

十分な食事が出来ないこと、精神的な発達の障害から、犯罪的な行為を認知出来ずにいること、また犯罪的な行為と分かってもコントロール出来ないでいること、など…。こういった課題を青少年たちは、本人は気付かないまま闇の中を彷徨っている子たちがいる…。支援してくれる人たちがいて、気付き、明るい光の中へ導いてくれている。その一助となれれば幸いです。

米澤さんの芯の通った演出と、座長の佐田さんを始め、パワフルで個性溢れる座組のメンバーが相まって、凄いものが出来るのではないかと、胸が高鳴るばかりです。登場人物が全員魅力的で、愛しくて。観てくださる方が今、悩んでいること、抱えているものにそっと寄り添うことが出来れば幸いです。そして、これから先もずっと、お客様の心の片隅に居続けられる作品になりますよう、力一杯努めてまいります。

今回のこの作品にご興味を持ってくださり、ありがとうございます。私は、舞台を中心に役者としてタレント活動させて頂いているのとは別に、大学で、教育や子ども達の自立支援等の取り組みもしておりました。今回とは少し違う内容にはなりますが、この脚本を読ませて頂き、私のこの経験を生かして、より多くの方に知ってもらいたいと強く思い、出演させて頂いております。少しでも皆様の心に届きますよう、そして、何かのキッカケになれますよう、精一杯演じさせて頂きます。

『私を代わりに刑務所に入れてください！』４児の母である私には心が引き裂かれる言葉です。我が子が少年院送致となる様な事があれば、私も主人公の母のように常軌を逸し、自分を責め続けると思います。子供たちは環境を選ぶ事が出来ません。孤独と誘惑の波に呑まれ、沈み行くことがあります。人知れず踠き苦しくむ子供たちを陰で支え、自立の手助けをしているのがチェンジングホーム、アシュレィです。私も、この舞台で一役を担えれば幸いです。

実際に少年院から出た少年と関わったことがあるからこそ、この作品に込められた想いと表現される現実をとても強く感じています。皆さんにも観覧後には何かしらの想いを強く抱いてもらえるよう、全力で伝えます。

斎藤守役の長春駕(ちょう はるか)です。この舞台に出られてとてもうれしいです。近藤ななこ役の心花ちゃんと仲良しコンビで頑張ります。元気いっぱい演じますのでぜひ観にきてください！

２０２０年４月より１年と３ヵ月の時を経て、晴れてこの舞台をお届け出来ますこと、大変嬉しく思っております。コロナ渦で人と人とのコミュニケーションが絶たれ、変化の激しい時代となっておりますが、人間として生きていくうえで大切なことは、これから先もずっと変わらないと信じております。非行少年と、彼らを見守る大人たちの心の交流を通じ、人間関係の根底にあるべき大事なものが描かれていると思います。是非沢山の方々のご来場を、お待ちしております。

「日本にはお世話になった恩人がたくさんいる」朴さんのモデルとなる韓国人牧師先生と東大阪でお会いして話を伺ったときに、印象に残った言葉。一人一人のキャラクターにそれぞれの人生がある。この作品で朴さんを演じることで、ご覧いただくみなさまに生きるチカラを得てもらうことが、芝居作りに関わる人間として、恩返しになる。そう信じて取り組ませていただきます。

今回、作、演出と酒井るり役を兼任しております米澤成美です。２０１８年頃お話を頂き、２年以上の歳月を経てこうして形になる事をとても嬉しく思います。インタビューを重ねる中で出来上がった登場人物達が、役者さんが演じる事でよりリアルに感じられるのではないかと思います。痛みがある作品ではありますが、その中に希望をみつけられるよう、頑張って作品づくり励んでまいります。

PROVIDENCE Artists Agencyの代表・俳優を務めております。今回の公演では様々な部門のサポートとしても活動しております。今作は座組の皆様がとても能動的に、情熱的に作品を作り上げている素敵な感覚があります。実話に基づいたストーリーではありますが、笑いあり感動ありの超エンタメ作品です。楽しんで頂ければ幸いです。

中田聖役の久下銀河です。今回有難いご縁が有りこちらの舞台に出演させて頂くことになりました。不測の事態で公開まで時間はかかりましたが、その分キャラクターは確固たるものになっております。老若男女が立ち向かう勇気を貰えるようなそんな少年を演じます。どうぞお楽しみください。

今回、渡辺悟役をやる久保田　賢伸です。今、大変なこの時期に舞台を行える事を大変嬉しく思います。この舞台を通して非行を犯してしまった少年達の現状、非行少年に更正してもらうためにどのような活動しているのかを皆様に知ってもらえたら嬉しいです。この劇をご覧になるお客様の記憶に残るような舞台に出来るよう尽力いたします。

私は主に２部で弁護士、高井戸信二役として出演します。今回、犯罪や非行の防止と更生について理解を深め、犯罪や非行のない明るい地域社会を築こうとする運動の一環として舞台からメッセージをお届けできれば幸いです。このような舞台に出演できることはとても光栄で誇りに思います。私は長い間旅行会社で営業や添乗員の仕事をしていましたが、定年退職後友達の誘いで舞台劇に出演するようになりました。これからも多くの方に夢、希望、勇気、愛をお届けし続けていきたいと思います。コロナの早い終息と皆様のご健勝をお祈りしています。

お越しいただいた皆様あらためてありがとうございます！　今回はPV制作と役ではチェンマツオカをやりました松岡峻です。実際にADHDと軽度なASDを抱えていまして作品のメッセージ性など色々共感した部分多々あり参加させていただきました。すべての社会に生きづらいと感じてる方々に是非見ていただきたい舞台です。

過ちを犯してしまった少年少女たち。その理由は本当に様々であり、人に歴史ありとはまさにこの事だと思います。人生は選択の連続で、そこで悪い選択だと分かっていながらもそちらを選ぶ人もいる。そちらを選ばなきゃいけない状態だったりそれが当たり前な環境で育ったり。この舞台を通じてその苦しみと闘っている人がいる事を、彼らの自立支援を助けている人や環境がある事を多くの方に知って頂きたいと思っております。私の演じる青年時代の森田誠慈は自立支援をする前の荒れていた時を、フミヤは森田誠慈がずっと心残りある青年です。

コロナで中止になったぶたいもたくさんあるけど、このぶたいに出れることがとてもうれしいです。みなさんにたくさんの元気をおくりたいです。一生けんめいがんばります！